丮とは、手に持つという字である。
漢字として
- 意味
- 手に取る、手に持つ、(拮と通じて)指に力を入れつかむという意味がある。
- 〔説文解字・巻三〕には「持するなり」とある。
- 字形
- 手にものを持って捧げる象形。〔説文〕には「手に丮據(ケキキョ)する所有るに象るなり」とあり、拳を作って握るとしているが、甲骨文の字形は人が両手で物を持つ姿の象形。隣に持っているものを表す字(木や玉)を加えることがある。
- 鬥は、丮と反文の𠩀を並べて、取っ組み合うという字。
- 音訓
- 音読みはケキ(漢音)、訓読みは、とる。〔説文〕に「讀みて𢧢の若し」とある。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第四水準。JIS X 0212補助漢字。
- 部首
- 丮は、〔説文解字〕で部首である。〔説文〕はほかに𡎐(埶)、𢀜、𦏧(孰)など7字を収める。構成要素としての丮は、楷書などでは丸という字形になっていることが多い。
異体字
- 3
- 0pt

