「体感3分」とは、3分アニメ、特にアニメ『へやキャン△』を1話見終わった視聴者の感想である。
概要
大人気アニメ『ゆるキャン△』の放送が2018年3月に終わり、視聴者は心にぽっかりと穴が開いたまま2期を待ち続けていた。そんな中で、2年ぶりの『ゆるキャン△』シリーズのアニメとなったのが、『ゆるキャン△』のスピンオフ作品『へやキャン△』であった。
待ち望んだ『ゆるキャン△』シリーズのアニメを前に、視聴者は喜びを胸いっぱいに抱いて視聴していた。しかし、生憎この『へやキャン△』というアニメは3分のショートアニメであり、視聴者の欲求不満を十分に満たすには『ゆるキャン△』成分が足りなかった。そのような心境の視聴者が、本編が終わりED『The Sunshower』が流れたタイミングで投稿したコメントが、
体感3分
であった。このように「体感●分」という言い回しは、「楽しいあまりに時間を短く感じた」という意味や、逆に「つまらなくて時間を長く感じた」という意味で普通に使われる言い回しである。
しかし『へやキャン△』の「体感3分」には、「3分アニメだから実際に3分しかない」と「こんなに面白いのになぜ3分しかないんだ」という二重の意味が込められている。この言い回しは少なくとも、「『ヤマノススメ サードシーズン』放送中に『ヤマノススメ(1期)』を見に来た人々」によって2018年には既に使われていた。しかし、そのように視聴するのは主に既存の『ヤマノススメ』視聴者であり、コメント普及は『ヤマノススメ』内に留まっていた。一方『へやキャン△』は普通枠で人気の高かったアニメのショートバージョンであり、尚且つショートが放送中であったため、同じ「ロング→ショート」という視聴者の流れでもショートバージョンの側に注目が集まっていた。
この状況下で「体感3分」は一躍衆目に留まり、『へやキャン△』内でテンプレコメ化、更には同時期にニコニコに挙げられていたドラマ版『ゆるキャン△』や別アニメにまで「体感●分」コメが打たれるようになった。
このコメントの派生として、時間が少なすぎるということをより表現した「体感3秒」などのコメントもある。また、同じく尺が短すぎるという意味で、「○○(他作品)から××分もらってこい」というようなコメントも見られる。このコメントも以前から使われているらしい(当掲示板>>5, >>6を参照)が、『へやキャン△』でテンプレとなっている。ただし、こちらは他作品を卑下する意図も含まれ得るため、むやみに使うべきではないかもしれない。
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