依とは、以下のことを表す。
漢字として
- 意味
- 寄り添う、もたれる、依存する、従う、服従する、同意する、(委と通じて)美しい、(隠と通じて)悼み悲しむという意味がある。
- 〔説文解字・巻八〕には「倚(よ)るなり」と、〔広雅〕に「恃なり」とある。
- 字形
- 人+衣の会意。〔説文〕は衣を声符とする形声としているが、金文には衣の中に人が配置してある形もあり、会意と考えられる。白川静は、日本の真床追衾のような受霊儀式を示す字という。
- 音訓
- 音読みはイ(漢音)、エ(呉音)。訓読みは、よる。名のりに、より、がある。
- 規格
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 依を声符とする漢字には、㥋などがある。
- 語彙
- 依稀・依拠・依然・依存・依託・依頼
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