卮とは、古代中国の酒器である。円形で把手がある。容量は四升。
漢字として
卮
- Unicode
- U+536E
- JIS X 0213
- 1-50-40
- 部首
- 㔾部
- 画数
- 5画
巵
- Unicode
- U+5DF5
- JIS X 0213
- 1-54-66
- 部首
- 己部
- 画数
- 7画
- 意味
- 円形の酒器。(支と通じて)支離滅裂、(梔と通じて)臙脂。
- 〔説文解字・巻九〕に「圜器なり。一名を觛」とある。觛は小さな卮。〔玉篇〕には「酒漿の器なり。四升を受く」とある。巵の形にも作る(〔玉篇〕は巵を本字としている)。
- 字形
- 酒器の象形。
- 〔説文〕は、人+㔾(卩)の会意として「飲食を節する所以なり。人に象り、卪、其の下に在るなり」とし、〔易経・頤〕から「君子、飲食を節す」を引用している。
- 音訓
- 音読みは、シ(漢音)、訓読みは、さかずき。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第二水準。
- 部首
- 卮は〔説文〕で部首である。ほかに𡭐、𦓚が属する。
- 声符
- 卮・巵を声符とする漢字には、梔(栀)などがある。
- 語彙
- 卮匜・卮言・卮酒
異体字
- 巵は、〔正字通〕に「俗卮字」とある異体字。
- 𠨬は、〔干禄字書〕に「俗」とある異体字。〔正字通〕に「卮字の譌」とある。庀、厄の異体字と同形。
- 𨆋は、〔漢語大字典・異体字表〕にある字。〔集韻〕に「器の名なり」とある。
- 1
- 0pt

