友部駅とは、茨城県笠間市友部駅前にあるJR常磐線・水戸線の駅である。
概要
単式・島式ホーム3面5線の地上駅で、橋上駅舎を持つ。普通列車のほか、常磐線の特急「スーパーひたち」の一部と「フレッシュひたち」の全列車が停車する。また、水戸線については当駅が発着駅であるが、日中を除いて水戸駅まで直通運転を行っている。
発車メロディは2007年に笠間市にゆかりのある坂本九の楽曲に変更されており、1番線が「上を向いて歩こう」、2番線が「明日があるさ」、3~5番線が「幸せなら手をたたこう」となっている。
常磐線と水戸線の乗換駅であることや、笠間市役所の最寄り駅であることから、友部駅が笠間市の中心駅となっている。ただし、合併前の笠間市は水戸線の笠間駅が中心駅であり、当駅は友部町の中心駅であった。ただし、旧・笠間市より友部町のほうが人口が多いことから、地理的に友部町が合併後の笠間市の中央となることから、友部駅に中心駅が移動している。
なお、友部駅が開業した1895年(明治28年)時点では自治体名は「宍戸町」であったが、既に宍戸駅があったことから(友部駅は現在の水戸線開通から遅れて開業している)、地名の「南友部」から「友部駅」と名付けられた。このため、駅開業当時は中心でもなんでもなかったのだが、現在の常磐線が開通すると、交通の要衝として栄えるようになり、1955年に駅名に合わせる形で宍戸町などが合併して友部町となった。
隣の駅
関連動画
関連項目
- 常磐線 / 水戸線
- 駅名一覧(関東地方)
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