概要
大阪市内の中心部、キタの阪急前からミナミの難波駅前まで、国道25号と国道176号から構成される道路の愛称が「御堂筋」である。
約4.2km・幅員44m。南行きの一方通行で車道の両側に側道(緩速車線)が設置され、イチョウやクスノキが沿道を彩る。
途中には大江橋、淀屋橋、道頓堀橋の3つの橋がある。管理者は大阪市長となっている。
大阪市は道路が碁盤の目状に配置されていて、南北に走る道路を「筋(すじ)」、東西に走る道路を「通(とおり)」と呼ぶ。
「筋」には御堂筋のほか四ツ橋筋、堺筋、松屋町筋など、「通」には本町通、長堀通、千日前通などがあり、地理や地名を覚える参考になる。
もともと「筋」は道を意味し、「通」は町そのものを表わす、とのことである。
御堂筋はその中でも大阪のシンボルのひとつでもあるメインストリートで、大阪や関西の人だけでなく全国的にも知名度が高い。
地下には御堂筋線が走り、沿線は観光やビジネスの中心にもなっている。
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