文鎮とは、
- 習字や書類の束の上に置かれる重し
- 転じて、使用不能になった電子機器のこと
のこと。
1. の概要
紙一枚は薄く、また、非常に軽量なため、ちょっとした風などによって飛んでいったりする。
また、教育における習字などにおいては、墨と紙が水分でくっついてしまい紙が右へ左へ真ん中へとあちらこちらに動いてしまう。
この、紙を固定するため紙の四辺のどこかに置かれる重しを『文鎮』と言う。
文鎮が置かれた紙は、大きく動くことはなくなるため飛んでいかなくなったり、安定した文字を書くのに役に立つ。
2. の概要
スマートフォンや、小型ゲーム機、ポータブルタイプのコンピュータなど、経年劣化・OS対象外・水没・破損・改造やファームウェアの書き換え失敗などによって無用の置物となった物も、「紙を押さえるぐらいしか用途がなくなる。」といった意味合いから「文鎮」と呼ばれる。
文鎮は英語で「ペーパーウェイト(paperweight)」と言うが、英語にも類似の表現がある。例えば「If the battery is dead, this device might as well be a paperweight.」で、「電池が切れていると、この装置は文鎮の代わりくらいしか使い道がありません。」という意味になる[1]。いずれかの言語で先にこの用法が生じて、それが別の言語にも移入したものか、あるいはそれぞれ独自で同じ発想に至ったものか、興味深いところである。
なお、大きいデジタル製品の場合、「漬物石」と言われることもある。
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関連項目
脚注
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2.はID : 1380649のペーパーウェート氏のことかもですが、2022年7月現在で完全一致の該当が確認できませんでした。