村山慈明(むらやま やすあき)とは、将棋棋士である。1984年5月9日生まれ。東京都出身。桜井昇八段門下。棋士番号249。
名前が読めないためよく“じめい”と呼ばれている。2015年度の順位戦A級最終局の一斉中継には、村山そっくりのじめ子女流聞き手が登場した。
棋歴
小学生5年のときに小学生将棋名人戦で優勝し、奨励会に入会。2003年に19歳で四段昇段(プロデビュー)。
2007年の新人王戦で優勝し、新人賞・勝率一位賞を受賞。2014年にはB級1組に昇級し七段に昇段、二度目の勝率一位賞を受賞した。
2015年、電王戦FINALに出場。第4局でponanzaと対局するも敗れた。同年度は順位戦で兄弟子の飯島栄治と入れ替わりで降級するなど苦戦もするが、一般棋戦3つでベスト4入り、そのうちのNHK杯で優勝し、自身初の全棋士参加棋戦優勝を果たした。
棋風・人物
居飛車党。序盤の深い研究で知られることから、同じ名字の村山聖が存命で新鋭の頃に「終盤は村山に聞け」と呼ばれたことにあやかり、「序盤は村山に聞け」と呼ばれるようになった。
棋界では仲の良い渡辺明、戸辺誠と共に“酷評三羽烏”と呼ばれ、歯に衣着せぬ物言いで知られる。また、奨励会時代の「弱いほうのダイスケ」事件、兄弟子の飯島栄治との「叡王戦どうされました」事件など、失言も多い。
関連動画
電王戦FINAL
「叡王戦どうされました」事件
関連商品
関連項目
外部リンク
- 0
- 0pt