犯とは、刑の数を数える時の助数詞である。
漢字として
- 意味
- 規則を破る、法を犯す、罪を犯す、道徳に背く、抵触する、逆らう、たがう、引き起こす、侵す、攻め入る、遭遇する、罪、罪人、駆使する、曲の調を変える、という意味がある。
- 〔説文解字・巻十〕に「侵すなり」とある。
- 字形
- 諸説ある。㔾声の形声説、犬+㔾の会意で、人が獣をファックする字でタブーを犯す意とする説(白川静)、犬が人を侵す意とする説(〔説文解字通訓定声〕)がある。
- 音訓
- 音読みはハン(漢音)、ボン(呉音)、訓読みは、おかす、たがう、やぶる、もちいる。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 犯意・犯諫・犯顔・犯諱・犯逆・犯禁・犯行・犯罪・犯上・犯則・犯土・犯人・犯蹕・犯文乱理・犯冒
異体字
互換文字
- 犯は、犯とUnicodeにおいて互換とされる字。
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