窃とは、こっそり、盗む、という意味の字である。
漢字として
窃
- Unicode
- U+7A83
- JIS X 0213
- 1-38-45
- 部首
- 穴部
- 画数
- 9画
- 意味
- 旧字体は竊。
- 盗む、他人のものを盗む、盗賊、ひそかに、こっそり、わたしが思うには、という意味がある。
- 〔説文解字〕の本字は𥩓で、〔説文・巻七〕に「盜、中よりして出ずるを竊と曰ふ」とあり、内部のものが盗まれるこというとある。
- 字形
- 諸説ある。基本的には穴蔵にある米を盗むというような解釈である。
- 〔説文〕には「穴に從ひ、米に從ひ,𥜽、𠥻、皆な聲。𠥻、古文の疾。𥜽、古文の偰」とあり、穴+米が意符、𥜽、𠥻が声符の形声とある。ほかに、穴+米+禼の会意で穴蔵にある穀物を虫が食い荒らす字とする説、穴+米が意符で禼が声符の形声とする説などがある。
- 音訓
- 音読みはセツ(漢音)、セチ(呉音)、訓読みは、ぬすむ、ひそかに。
- 規格・区分
- 窃は常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 窃位・窃笑・窃窃・窃聴・窃盗・窃犯・窃名
異体字
竊
- Unicode
- U+7ACA
- JIS X 0213
- 1-67-70
- 部首
- 穴部
- 画数
- 22画
- 竊は、旧字体である。常用漢字表に参考字体として載っている。JIS X 0213第二水準。
- 𥩓は、〔説文〕の本字。
- 𢿑は、〔字彙補〕にある古文。
- 𥨛は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。
- 𥧼は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。〔海篇〕に「盜なり、私取なり」とある。
- 𥨱は、〔正字通〕にある竊の俗字。
- 𥨷は、〔篇海類編〕に竊と同じとある異体字。
- 窃は、竊の簡体字でもある。
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