概要
令和2年(2020年)7月2日未明、関東地方上空を西から東へ流れる火球が目撃され、千葉県習志野市のマンションに落下し、これを7月13日に国立科学博物館が宇宙線生成核種からのガンマ線を検出したとして「隕石」と発表した[1]。
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https://twitter.com/KAGAYA_11949/status/1281891603511042048
目撃者のKAGAYA氏の観測によると、隕石は高度約85kmで発光を開始し、東京を月のように明るく照らしつつ複数に分裂した。その際の衝撃波が関東地方の広範囲に伝播し、「室内でも聞こえる轟音」となった。
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https://twitter.com/museum_kahaku/status/1282540406631092224
発見された隕石の破片は2つあり、綺麗に合わさる部分があるので、1つの隕石が割れたものと考えられている。片方は雨と外気に2日間晒されていたため、隕石に含まれる金属が錆びている。2つの破片の色が違うのはこのため。
隕石にも種類があるが、習志野隕石は普通球粒隕石(コンドライト)の一種ではないかと言われている。
今後、分析で隕石の分類を確定させた後、国際隕石学会(Meteoritical Society)に正式に「習志野隕石」として登録申請する予定となっている。
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関連項目
脚注
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