臥とは、臥せるという字である。
漢字として
臥
- Unicode
- U+81E5
- JIS X 0213
- 1-18-73
- 部首
- 臣部
- 画数
- 8画
卧
- Unicode
- U+5367
- JIS X 0213
- 2-3-52
- 部首
- 卜部
- 画数
- 8画
- 意味
- 臥す、うつぶせる、休む、眠りにつく、倒れる、横になる、捨てる、隠れる、寝室、という意味がある。〔説文解字・巻八〕に「休するなり」とある。段注本では、休を伏の誤りとして「伏するなり」としている。
- 字形
- 人+臣の会意。〔説文〕に「人臣に從ふは、其の伏するを取るなり」とあり、臣下が伏せる意としている。ほかに机に伏す意味があるので、臣+几の会意説もある(几は机の象形)。しかし臣は甲骨文・金文では目の象形であるので、下を覗き見る意とする説がある。
- 音訓
- 音読みは、ガ(漢音、呉音)、訓読みは、ふす。
- 規格・区分
- 人名漢字である。2004年に人名用漢字に採用された。JIS X 0213第一水準。
- 部首
- 臥は〔説文解字〕では部首である。ほかに監、臨、䭆を収める。
- 語彙
- 臥位・臥雲・臥具・臥床・臥褥・臥遊・臥龍
異体字
- 卧は、〔集韻〕が本字とする字。JIS X 0213第四水準。
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