鍛冶(かじ)とは、金属を加工して何かしらの製品を作ることである。
鍛冶はさんずいの「治」ではなく、にすいの「冶」なので間違えないように。
鍛冶を職業とする人は「鍛冶屋」と呼ぶ。
概要
鍛冶は、鍛造(Forging)と呼ばれる、加熱した金属を叩く作業が中心となる。手順としては、加工しやすくなるよう金属を熱する → 形が変えられるほどの温度になったら炉から取り出す → ハンマーで叩いて延ばしていく → 冷えて固まってきたら炉に入れて金属を熱する → 炉から取り出す → ハンマーで(以下略)を繰り返す。
この作業を通すことによって、金属のわずかなスキマをつぶして金属の結晶を変質させ、金属の強度を上げると同時に目的とするものに加工しやすい性質に作り替えていくことを主旨としている。
とりあえず、色々ハンマーで叩く様子(鍛造)が鍛冶のイメージとして強いかも知れないが、研磨ホイールで磨いたり火で溶かしたりなどといった、叩く以外の作業も鍛冶に入る。また、手でハンマーを持って叩くだけでなく、水車など動力を活用してハンマーを動かす半機械的なものも鍛冶に入る。
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関連項目
- 工業
- 武器
- 防具
- 鍛造
- 加工
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