日本では異体字の韮の字を使うほうが一般的。
漢字として
韭
- Unicode
- U+97ED
- JIS X 0213
- 1-80-76
- 部首
- 韭部
- 画数
- 9画
韮
- Unicode
- U+97EE
- JIS X 0213
- 1-39-3
- 部首
- 韭部
- 画数
- 12画
⾲
- Unicode
- U+2FB2
- 意味
- ユリ科の植物。ニラ。
- 〔説文解字・巻七〕には「菜の名なり。一たび穜(う)ゑて久しき者なり。故えに之(こ)れを韭と謂(い)ふ」とある。久しいというのは、韭・久と音が近いことを踏まえたもの。
- 字形
- ニラの生えたところの象形。〔説文〕に「象形。一の上に在り。一は地なり」と地面から生えているところの象形とある。また「此れと耑と同じ意なり」とする。耑は〔説文〕では草木と根の象形としている。
- 音訓
- 音読みは、キュウ(漢音)、ク(呉音)、訓読みは、にら。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第二水準。
- 部首
- 韭は部首韭部を作る。ニラに似た植物を表す意符として使われる。
- 語彙
- 韭黄・韭菹・韭萍
異体字
- 韮は、〔広韻〕に「韭、――俗に韮と作(な)す」、〔集韻〕に「或ひは艸に从(したが)ふ」とある異体字。JIS X 0213第一水準。
互換文字
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