漢字として
髯
- Unicode
- U+9AEF
- JIS X 0213
- 1-81-89
- 部首
- 髟部
- 画数
- 15画
- 意味
- ほおひげ、ひげ、ひげが多い人。
- 〔説文解字〕の本字は䫇で、〔説文・巻九〕に「頰須(ほおひげ)なり」とある。髯は䫇の俗字。髯は〔玉篇〕に「頰須なり。本、䫇と作す」とある。
- 字形
- 形声。声符は冉(冄)。冉は、垂れ下がる紐や毛という字。
- 音訓
- 音読みは、ゼン(漢音)、訓読みは、ひげ、ほおひげ。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。 JIS X 0213第二水準。
- 語彙
- 髯胡・髯鬚
異体字
- 髥は、〔集韻〕に「䫇、――或ひは髟に从ふ」、〔正字通〕に「髯、俗の髥字」とある。JIS X 0212補助漢字。JIS X 0213第四水準。JIS X 0213に髯が参照面区点として挙げられている。
- 䫇は、〔説文〕の本字。
- 𣬭は、〔集韻〕に「䫇、――亦、𩑞・䫇・𣱄と作す」、〔字彙〕に「髥に同じ」とある異体字。
- 𣱄は、〔集韻〕に「䫇、――亦、𩑞・䫇・𣱄と作す」とある異体字。〔字彙〕に「音然、頰の須(ひげ)」とある。
- 𩑞は、〔集韻〕に「䫇、――亦、𩑞・䫇・𣱄と作す」とある異体字。〔正字通〕に「䫇に同じ。省」と䫇を省略した異体字とある。
- 𩒹は、〔康煕字典〕に〔字彙〕を引いて「䫇に同じ」とある異体字。䫇の異構の字。
- 𩑺は、〔康煕字典〕に〔五音集韻〕を引いて「𩓾に同じ」、〔類篇〕に「𩓿、――或ひは𩑺に省す」とある異体字。
- 𩓾は、〔広韻〕に「〔說文〕に曰く、頰須なりと」「髯、𩓾に同じ」とある異体字。〔玉篇〕に「頰須なり」とある。
- 𩓿は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
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