1190RC8とは、オーストリアのオートバイメーカー「KTM」が製造・販売しているフルカウルスポーツタイプのオートバイ(大型自動二輪車)である。
概要
1190RC8(以下RC8)は2008年発売。これまでオフロード・モタード等しか製造してこなかったKTMで、初めてのフルカウルスーパースポーツバイクとして誕生。エンジンは同社のフラッグシップマシンであった990系(アドベンチャー・SMR・スーパーデューク)の水冷V型2気筒エンジンをベースに、排気量を車名どおり1190ccまで拡大したものを搭載、フレームは軽量設計のチューブラースチールフレーム+アルミニウム製サブフレームの組み合わせ。これにより、1200ccクラスでは比較的軽量の装備重量184kg(燃料含まず)を達成。
サスペンションにはWP製、ブレーキはブレンボ製とその性能に見合ったものが採用されている。
スタイリングはこれまでのスーパースポーツバイクとは思えない超個性的なもので、一度見たら忘れられないだろう。
スペック(2013年モデル)
| 全長 | 2049mm |
| 全高 | 1177mm |
| 全幅 | 821mm |
| ホイールベース | 1425mm |
| 地上最低高 | 110mm |
| シート高 | 805mm~825mm (※調整可能) |
| 装備重量 | 184kg (※燃料含まず) |
| エンジン形式 | 水冷V型2気筒 |
| 吸排気弁構造 | DOHC4バルブ |
| バンク角 | 75° |
| 総排気量 | 1195cc |
| 内径×行程 | 105mm×69mm |
| 圧縮比 | 13.5:1 |
| 最高出力 | 101PS/6500rpm(日本正規仕様) 175PS/10250rpm(海外フルパワー仕様) |
| 最大トルク | 11.22kgf/6000rpm(日本正規仕様) 12.95kgf/8000rpm(海外フルパワー仕様) |
| エンジン始動方式 | セルスターターのみ |
| 燃料供給装置 | ケイヒン製電子制御燃料噴射装置 |
| 燃料タンク容量 | 16.5L(そのうちリザーブ3.5L) |
| エンジン潤滑方式 | ドライサンプ式 |
| トランスミッション | 常時噛合式6速MT |
| クラッチ形式 | スリッパークラッチ |
| フレーム形式 | クロームモリブデン鋼トレリスフレーム&アルミニウム |
| サスペンション | 前:WP製43mm倒立テレスコピック 後:WP製モノショック・スイングアーム |
| ブレーキ | 前:320mmダブルディスク・ブレンボ製キャリパー 後:220mmシングルディスク・ブレンボ製キャリパー |
| タイヤサイズ | 前:120/70ZR17 後:190/55ZR17 |
| 乗車定員 | 2名 |
| カラー | ホワイト&オレンジ&ブラック |
| 価格 | 199万9000円 |
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関連項目
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