735系とは、JR北海道(北海道旅客鉄道)の通勤型電車である。
概要
JR北海道ではこれまでアルミ製車体を採用した車両を導入していない為、寒さの厳しい冬季に故障なく運用出来るかどうかは不明であった。この為アルミ製車両の冬季運用試験を兼ねて日立製作所で試作されたのが、この735系である。
2010年3月に製造された735系は試験車両という位置づけもあってか、2024年時点においては3両編成2本の計6両が製造・投入されたのみとなっている。
ベースとなったのはステンレス車両の731系。先頭構体に関しては鋼製となっているが、それ以外はアルミ製となっている。基本的に731系を踏襲しているが床は731系よりも低床化されている他、731系と違いキハ201系との併結は不可能となっている。なお、721系・731系との併結や共通運用は可能となっている。
編成記号はA。札幌運転所配属後は冬季に試験走行を行いアルミ車体への影響を確認していたが、札沼線電化に先駆ける形で2012年5月に営業運転を開始した(当初は2010年夏季に最初の営業運転に入る計画だった)。2024年現在は他の札幌圏の3両編成の電車と共通運用となっており、時折735系同士が併結する姿も見られる。
なお、札沼線電化に伴う輸送力増強用の新車の形式には、空き番になっていた733系が使用されている。ただし、本形式と異なり733系はステンレス車体となっている。733系も735系との併結は可能。
733系がステンレス車体での量産となったため、735系のアルミ車体の試験結果が活かされたのは、735系導入から実に13年後の2023年に導入された、同じ日立製作所製造の737系まで待つ事となった。
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