BTAステレオ実験とは、日本国内で行われたAMステレオ試験放送局のコールサインである。
概要
1985年(昭和60年)に開催された国際科学技術博覧会イベントAMラジオ「ラジオきらっと」の施設を再利用し、放送技術開発協議会中波ステレオ放送委員会が文化放送に運用依頼をしてAMステレオ放送の試験を行ったときのコールサイン(呼出符号)である。PTAと似ているが、運営団体のBroadcasting technology associationの頭文字をとったもの。
運営団体は1985年(昭和60年)9月に郵政省(現・総務省)の指導により設立した。放送機器メーカーやNHK(日本放送協会)、放送大学、民間放送などで組織された。AMラジオについてはAMステレオ放送について1986年から1988年まで調査研究を行い「中波ステレオ放送技術検討報告書」にまとめられた。アメリカで開発された5方式のうち4方式をテストして、ハリス方式(V-CPM方式)のモノラル受信時の両立性を除いて問題なしと報告した。
送信所
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- コールサイン:BTAステレオ実験2
関連項目
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