CP+とは、カメラ映像機器工業会が毎年2月末または3月頭にパシフィコ横浜で開催する、カメラ・写真関連の総合展示会である。
概要
最新のカメラや写真関連商品の展示、メーカーの技術者やプロカメラマンによるセミナー、アマチュアカメラマンの写真展示、中古カメラや写真アクセサリーの展示即売会、BtoBの商談会など、写真に関わる事柄を総合的に扱うイベントで、プロアマ問わず写真や映像に関する文化の発信や発展に寄与することを目的としている。
特に新商品や最新技術の展示に関してはドイツのフォトキナ、アメリカのPMA@CESと並んで重要な展示会と位置づけられている。
元々はカメラ映像機器工業会が主催してきた日本カメラショー、日本写真映像用品工業会による写真映像用品ショー(この2つが後に統合してフォトエキスポに)、日本カラーラボ協会(現日本フォトイメージング協会)によるラボシステムショー、日本工業新聞社主催の国際プロ・フォト・フェアが開催されてきたが、これが2005年に全面統合して総合的な写真イベントとなるフォトイメージングエキスポが始まった。
ところが関連団体が毎年持ち回りで運営を行っていたため、コンセプトが毎年変わることに嫌気がさしたカメラ映像機器工業会が2009年の開催後に離脱。翌2010年に立ち上げたのがCP+である。この時に会場もこれまでの東京ビッグサイトからパシフィコ横浜に移った。残った3団体はプロ向け写真機材のビジネスイベントとしてPHOTONEXTを開始しているが、日本写真映像用品工業会はCP+にも協賛団体として関わっている。
一応一般来場者から入場料を取るのだが、公式サイトで事前登録すれば無料で入場できる。
また、横浜市や神奈川県が全面バックアップし、会期中は横浜市内の写真美術館など各所で関連したイベントも開催されている。
関連動画
2014年はあの平成26年豪雪がもろに直撃し、土曜日の開催が中止に。ぜんぶ雪のせいだ。
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関連項目
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