きのこの山の日とは (キノコノヤマノヒとは) [単語記事]

きのこの山の日 (8月11日) とは、日本の記念日である。

概要

株式会社明治が制定した記念日であり、チョコレート菓子『きのこの山』を記念する日。

8月11日になったのは、チョコレートの部分を2つ並べると8になり、クラッカーの部分を2つ並べると11になること、また国民の祝日『山の日』にあわせて「山」のつく商品に親しんでもらいたいからというもの。2種類のチョコレートとサクサクしたクラッカーの絶妙な食感が人気の「きのこの山」をさらに多くの人に味わってもらうことが目的となっている。2016年に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録された。

なお、「山の日」自体が2016年にできた新しい祝日であり、この国民の祝日と連動させることで交換を高めたいというのがきっかけであるという。また、あえてきのこの山だけ記念日を制定することで、かえってたけのこの里の話題を高めたいというのもあったという (なお、翌2017年にたけのこの里の日が3月10日に制定された) 。

ちなみに2020年は『8月10日』を「きのこの山の日2020」、2021年は『8月8日』を「きのこの山の日2021」としている。これは元ネタの山の日が東京オリンピックの開会式に合わせてずれたため。2020年は新型コロナウイルス感染症もあってオリンピックが延期されたため、2021年も申請されている。日本記念日協会は「同一ブランドから3回も申請されたのははじめてである」と明かしている。このため、2020年は本家本元のきのこの山の日と合わせて2日間が「きのこの山の日」であり、2021年は8月8日と8月11日が2日おいて「きのこの山の日」となる。