わわかんないっピ…とは (ワワカンナイッピとは) [単語記事]

わわかんないっピ…とは、漫画『タコピーの原罪』に登場するタコピーの台詞である。

※『タコピーの原罪』の11話のネタバレを含むので注意。

概要

まりなちゃんの死体を隠し、東くんに罪を着せたしずかちゃんは、連れ去られた飼い犬のチャッピーを探すために、東京のお父さんに会いに行った。しかし、お父さんの暮らすマンションにはチャッピーはおらず、知らない子供２人とチャッピーではない犬がいた。

さらに、その子供から「この子（しずかちゃん）だあれ？」「なんでお父さんのこと『お父さん』って呼ぶの？」と尋ねられ、お父さんは「………うーーーーん……」「よくわからないなぁ…」としずかちゃんの目の前で言ってしまう。

その後、雨降りの道路下のトンネルでしずかちゃんは「あの子供たちがチャッピーを食べちゃったのかも」とタコピーに語り始め、

タコピー

人間をつかまえて胃の中を調べる道具

出して

と要求した。これに対してタコピーは、地面に散らばるハッピー道具を前にして涙を浮かべて

わわかんないっピ…

と返した。

そのあと「そんな道具はないっピ」と言っているので、「わかんない」というのは「そんな道具は知らない」という意味とも捉えられる一方で、「しずかちゃんの言動の意味が理解できない」とも解釈できる。

コラ画像で他に出すのが難しいものを「出せ」と要求される状況に改変されることがある。

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その後の14話・15話でもタコピーの似た台詞が登場するが、こちらがネタにされることは少ない。この場面での「わかんないっピ」は作品のテーマにも関わる重要な台詞である。

ぼくがバカで悪い子だから？

わかんないっピ　何もわかんないっピ

（中略）

ぼくは　わかんないんだっピ

なんで悪い子なのに

なんで良い子なのか―…

わかんないっピ

ごめんっピ　しずかちゃん

ぼくには難しくて…　わかんないっピ