アナトーリー・リャードフ(1855~1914)とは、ロシア人作曲家でセルゲイ・リャプノフらと並んでロシア国民学派の最後の世代に属する。
1855年にサンクトペテルブルクで音楽家の家に生まれる。父親から音楽の手ほどきを受けたリャードフはそのままサンクトペテルブルク音楽院に進学、1870年から78年にかけてリムスキー=コルサコフらに作曲を学んだ。その結果グラズノフらと同様ロシア5人組に接近していく。
78年からは自分自身がサンクトペテルブルク音楽院で教える立場になる。彼の門下にプロコフィエフやミャスコフスキーなどがいる。93年ころからバラキレフやリャプノフらとともに民謡の収集を行うなど、のちのスクリャービンやストラヴィンスキーらと分水嶺となるロマン派の最後の世代として一生を終えた。
演奏活動などは行わなかったがピアノの演奏自体は得意で、ショパンの影響が強いピアノ作品を種々残している。
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最終更新:2025/12/06(土) 06:00
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