ウガルル

ウガルル（アッカド語：Ugallu、ウガルルムとも読む）とは、バビロニア神話の創世叙事詩『エヌマ・エリシュ』に登場する怪物である。

概要

ウガルルは「巨大な日」「巨大な嵐の獣」を意味し、シュメール語ではウガル（Ugal）と読む。
エヌマ・エリシュにおいて、女神『ティアマト』が生みだした１１の怪物の一つ。ティアマトの権力と軍勢の強さを示すとされる。
頭はライオン、ロバの耳、脚は鷲に変化した人の姿で、片手に短剣を持ち腕をあげ、もう片手にメイス（鎚矛）を持ち、腰巻をつけていることもある。巨大なライオンの姿とされる場合もある。
古代メソポタミアでライオンは王権を示す動物であった。

古代メソポタミアでは宮殿のレリーフに彫刻されたり、家を建てるときに人形が埋めるなどして、これらの建造物を悪から守るものとされた。

関連リンク

• ウガルル - 幻想動物の事典
• ウガルル - ピクシブ百科事典
• Ugallu - Wikipedia英語版

関連項目

• まちカドまぞく
• 陽夏木ミカン
• ウガルル(まちカドまぞく)