バビとは、機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場するザフト軍のモビルスーツである。
形式番号はAMA-953。AMAとはAerial Maneuver Attackerの頭文字で、空中機動攻撃機を意味する。
ザフト軍は、地球上での空戦や制空権の確保にディンを用いていた。しかしディンは機体を軽量化して空を飛んでいるため被弾に弱く、しかも実体弾しか持ち合わせていないのでフェイズシフト装甲には手出しすら出来ない欠点を抱えていた。この欠点を改善するため、ザフトはディンの後継機としてバビの開発を始めた。
折りたたみ式の羽と、飛行時の空気抵抗を考えてコーン状になった頭が特徴。モビルアーマーへの変形機構を有し、変形した際には差し詰め戦闘機のような姿となる。フェイズシフト持ちに対抗するためビームライフルを装備し、胸部にはアルドール複相砲を固定装備として持つ。ディンと比べて重武装・重装甲になっているが推力の増大でディンに劣らない機動性を持つ。ロールアウトされた後は、地球上の各拠点に配備され大きな作戦には必ずと言って良いほど投入された。しかし新型故に配備された機体の数が足りなかったのか、旧式となったディンも相変わらず運用されている。
ミネルバがカーペンタリア基地に寄港した際には既にバビの本格配備が始まっており、整備に勤しむ兵士たちの姿が見られる。ディオキア基地では、シャトルを奪ったラクスとバルドフェルドを追撃するため複数のバビが基地より飛び上がり、発砲した。しかし途中で支援に現れたフリーダムガンダムによって次々に武装を破壊され、成す術が無くなるという屈辱的な敗北を喫している。その後も地球上で運用され続けたが、基本的にはフリーダムやジャスティス、アカツキを引き立てるやられ役で、バビが戦果を挙げるシーンは殆ど描写されていない。むしろ撃墜されるシーンが半数を占めるほど。一応、活躍としてオペレーション・フューリーの際に先陣を切ってセイラン家の邸宅を爆撃・攻撃するシーンがある。撃墜シーンの多さが目立つものの、ミネルバより撤退信号が上げられ、オーブから離れていくデスティニーとレジェンドとともに何機かのバビ(とディン)が確認できる事から全滅した訳では無いようだ。そして何故かスペシャルエディション版では帰還するバビとディンの数が増やされている。さすがに製作サイドも不憫だと思ったのだろうか。
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最終更新:2024/09/08(日) 11:00
最終更新:2024/09/08(日) 11:00
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