エスクマシア 単語

エスクマシア

エスクマシア(Escumasia)とは、古生代石炭紀に生息していた分類不明の古生物である。

曖昧さ回避

概要

アメリカイリノイ州にある石炭紀後期の地層・メゾンクリーク(Mazon Creek)から産出する化石によって知られている、「メゾンクリーク動物群」の内の1つ。種はEscumasia roryiのみが記載されている。
体は左右対称・高さは約10cmで、2本の腕(?)と柄を持ち、体の側面には肛門のような構造がある。杈のようなその姿から「The Y」とも呼ばれている。また、腕の付け根の間には口があったと考えられている。柄の先にある円盤状の部分で海底に固着して暮らしていたと考えられている。

分類不明の謎生物だが、内部構造が単純なこともあり、刺胞動物(クラゲサンゴ仲間)と関係があると言われている。

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