エドゥアルド・トゥビン 単語

エドゥアルドトゥビン

エドゥアルド・トゥビン(1905~1982)とは、20世紀に活躍したエストニア作曲である。

概要

エストニア(当時はロシア帝国)のカラスてに生まれる。エストニア第1次世界大戦をきっかけに独立したのだが、1944年ソヴィエト連邦に再度占領され、トゥビンはスウェーデン亡命。以後死ぬまでストックホルムで過ごした。バルトーク・ベーラやコダーイ・ゾルターンから故郷・エストニア民族的な旋を曲中に用い、10曲の交響曲を中心とした多くの作品を手掛けていった。

存命中から長い間存在が知られていない作曲だったが、揮者のネーヤ・ヤルヴィが取り上げたことで80年代以降知られるようになった。エストニア独立を見ずに亡くなったこともありエストニア作曲スウェーデン作曲かという帰属問題は残っているものの、近年再評価が進んでいる作曲である。

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