カツオノエボシ 単語

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カツオノエボシ

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カツオノエボシとは、刺胞動物門ヒドロ綱クダクラゲ嚢泳亜カツオノエボシ科に含まれる生物

概要

帽子」と書く。が到来する時期にあらわれ、かつ帽子に似ていることからこの名前がついた。体長は10cmほど。ヒドロの群体である。

見かけだけなら普段イメージするカップ状のクラゲとは一味も二味も違う。中を漂うクラゲと違って、帽子状の浮き袋で面に浮かび、に吹かれて帆走するため、まるでビニール袋や風船のようにも見える。

クダクラゲ類の中では一番聞く機会の多いクラゲだが、実はこの姿はクダクラゲ類の中でも特に異質なほうである。

嚢泳亜のクダクラゲは泳鐘と呼ばれる泳ぐ専門の個を持たないため自で泳ぐことができない。そのためカツオノエボシはやたらとデカい気泡体でスレスレに浮かんだまま、に吹かれてまで流されてしまうのである。もっともにつく機会が多いのは、このカツオノエボシの異質性によるものである。

なお、他のクダクラゲクラゲの形をした泳鐘と呼ばれる泳ぐ専門の個が群体を率いて泳いだり(群体の長さで有名なマヨイアイオイクラゲもこの形質)、中に深い位置でただようだけだったりと、決して危険な面に浮かび上がってきたりはしない。

触手に強を持ち、刺されると電気ショックを受けたかのような痛が走るため、電気クラゲと呼ばれることもある(実際に電気を発するわけではない)。ごくごく稀にではあるが、アナフィラキシーショックを起こし、死亡する危険性もあるため、海岸いビニール袋のようなものを見つけても触らないように注意が必要である。

触手は長く、時に長さ50メートルにもなる。

カツオノエボシってクラゲじゃなくね?

しばしば「カツオノエボシはヒドロの群体であってクラゲではない」と言われるが、一般的に良く知られているクラゲとは異なっているというだけで、クラゲ刺胞動物門の複数の綱に渡って存在している。

また、クラゲという言葉は刺胞動物の体制をす言葉でもある。ポリプとクラゲの両体制をとる刺胞動物もいれば一方だけのものもおり、同じ生き物なのにポリプとクラゲで別々の名前がついてしまっているものもいる。

ちなみに群体という形をとったクラゲグループ)であるカツオノエボシの中にはポリプとクラゲ(体制)が存在するといった非常にややこしいことになっている。

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