グろみちお兄さんとは (グロミチオニイサンとは) [単語記事]

グろみちお兄さんとは、顔面が「グろし！」な様子になってしまったひろみちお兄さんである。

概要

ニンテンドーDSのゲームソフト「ひろみちお兄さんの親子体操ナビ親子のスキンシップ&体力づくり」のチートバグで発生した。上記の動画の5:04～から。

最初のプレイ映像ではひろみちお兄さんの映像の画質が悪く、映像も途中から先に進まなくなり、その後「アップ」の部分で音声までバグってしまうというシンプルなバグが起こった。

問題は２回目の映像より後のバグである。普通に話していたひろみちお兄さんの顔面が、突然砂嵐のような音とともに、データモッシュのように崩壊してしまう。日常的な映像が前触れなく非日常になってしまうため、「子供が泣く」「呪いのビデオ」「.exe」というホラーになぞらえたコメントがあった。

これはいわゆる「にしきがお」の一種であり、突然のバグであることから「獣王記の落雷フリーズ」を思い出すというコメントもあった。怖く感じるというコメントもあったが、何度も繰り返されたため、「腹が痛い」「耐えられなかった」と、笑ってしまった人も多かったようだ。

一方、グろみちお兄さんは技術面での衝撃も大きかった。これまで、ゲームに挿入されるあらかじめ録画されたムービーは、チートバグでは非常にバグりにくいとされていた。しかし、ひろみちお兄さんの挿入映像はそれに反してバグってしまっており、「ムービー安全神話の崩壊」というコメントも見られた。

バグ動画の投稿後、なぜか音MAD 界隈に飛び火し、MAD素材にされるようにもなった。顔面が崩壊するとリセットされて最初に戻るという構成の動画もあり、「All You Need Is Kill」のようだというコメントもある。

ひろみちお兄さんごめんなさい。

「グロみちお兄さん」か「グろみちお兄さん」か

タグでは「グろみちお兄さん」「グロみちお兄さん」という2つの表記が見られる。以前からきれぼし脳がグロテスクなものを見たときに使っていた「グろし！」というバグ用語になぞらえたものと思われる。ただし、変換が面倒なので「グロみちお兄さん」と表記されることも多い。投稿者のもかちゃん氏もTwitterで「グロみちお兄さん」と表記している。

当記事のタイトルは「グろみちお兄さん」にしている。しかし、ヒテッマンリスペクト Wikiでは「グロみちお兄さん」になっており、どっちをキーワード・タグ検索しても両方の動画が出てくるので、どっちでも　いいんじゃないかな。