グラスハープとは、水を入れたガラス製足つきグラスを使用した楽器である。
ガラス製の足つきグラス(ゴブレットともいう)に水を入れ、その縁を水で濡らした指で擦ることで共鳴音を発生させる仕組み。グラス全体が共鳴器の役割を果たすため、意外なほど大きな音が出る。
音域はグラスのサイズや厚みで変わり、大きく薄いグラスほど低い音になる。調律は中に入れられた水の量によって行ない、水の量が増えるほど低い音になる。注意点として演奏中に水の量が変わると簡単に音が変わってしまう。そのためグラス自体が音階を持つように作られた演奏専用品もある。
演奏や調律の難しさ、グラス保管の手間などからメジャーな楽器とは言い難く、演奏している所を見ることはあまり無いが、この独特の響きに魅せられた演奏者が活動している。
上記のように、グラスハープは調律に大変な手間が掛かる楽器である。その手間を省いた本格的な楽器として生み出されたのがアルモニカである。グラスハープ同様の響きを奏でることが出来るが、『アルモニカの音が健康に悪い』というデマの流行によって廃れることになった。
絶対音感などが必要と思われがちだが、デジタルチューナーが2000円~売られているので、ある程度の音楽の知識があればグラスハープを演奏することができるようだ。
以下の2品は基本機能を揃えたオーソドックスなものである。
もっと安いもの、多機能なものもあるので 「楽器 デジタルチューナー」で検索すべし。
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最終更新:2024/11/20(水) 10:00
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