ジョーダン・ルーデス

ジョーダン・ルーデスとは、キーボーディストである。「キーボードの魔術師」の異名を持つ。

概要

ブログレッシヴ・メタルの雄ドリーム・シアターのキーボーディスト。凄まじい演奏技術と特異なルックスで高い人気を誇る。

九歳でジュリアード音楽学院に入学してクラシック音楽を学び、その後ジュリアード音楽院へ進学。
エマーソン・レイク・アンド・パーマーの「タルカス」を聞いてからロック、プログレッシヴロックに興味を持ち、
ジュリアード音楽院卒業までにクラシック音楽以外のジャンルも研究。1980年にメジャーデビュー。

名キーボード奏者として活躍していく中、ドリーム・シアターのマイク・ポートノイ、ジョン・ペトルッチと、
キング・クリムゾンのトニー・レヴィンと共に"Liquid Tension Experiment"に参加し、1998年から活動。
これが縁でデレク・シェレニアンの後任としてドリーム･シアターの三代目キーボーディストとなり、
アルバム「Metropolis Pt2: SCENES FROM A MEMORY」から製作に参加。
以降もドリーム･シアターのメンバーとして魔法のようなテクニックを披露し続けている。

一台のメインキーボードに少数の外部音源のみという極めてシンプルな構成でステージに上がり、
薄笑いを浮かべながら複雑怪奇な超絶技巧曲を平然と弾きこなす。楽譜をガン見して手元を見ずに演奏する事も。
回転するキーボードスタンドをくるくる回しながら、客席にアピールしたり余裕のカメラ目線を送るのが得意技。
ドリーム・シアターのメンバー自体、必死な形相での演奏は珍しいが、彼が必死になって弾いている姿を見た者は多分いない。

キーボーディストとしての技術もさることながら、タッチの正確さや強弱の鮮やかさなど、ピアニスト出身独特の芸術性でも高い評価を受けている。

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