ドアーズ(英語: The Doors)とは、ボーカリストのジム・モリソン、キーボード奏者のレイ・マンザレク、ギタリストのロビー・クリーガー、ドラマーのジョン・デンズモアが参加した、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身のアート・ロックバンドである。
1965年、ロサンゼルスのUCLA映画科の学生であるジム・モリソンとレイ・マンザレクが主体となり結成された。
当時は大学生のアマチュアバンドだったが、1966年、出演していたクラブでの活動中にクビを宣告された際、レコード会社の人間に運よく声をかけられレコーディング契約を結ぶ。
1967年1月にデビューアルバム『ハートに火をつけて』をリリース。意味深な歌詞が物議を醸すもこれが大ヒットを飛ばしトップバンドの一つとなった。これ以降シーンの最前線で活躍。
1971年にモリソンが死去して以降は1973年に解散するまで3人組バンドとして活動を続けた。
If the doors of perception were cleansed every thing will apear to man as it is, infinite. (知覚の扉が拭い清められる時、万物は人の目にありのままに、無限に見える)という、イギリスの詩人ウィリアム・ブレイクが著した『天国と地獄の結婚』収録の詩からタイトルを引用したオルダス・ハクスリーのドラッグの服用テストについての著書『知覚の扉(The Doors of Perception)』がバンド名の由来。
「サイケデリック・ロック」の枠組みを超えた斬新な音楽は当時の界隈に衝撃を与え、今なお多くのアーティストに影響を与え続けている。
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最終更新:2024/11/08(金) 22:00
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