ヤクザはルール無用だろとは、猿渡哲也の漫画『TOUGH』の台詞である。299th MATCH「ヤクザ空手の実力」に登場する。
宮沢熹一は、総合格闘技の世界大会ハイパー・バトルで優勝を果たしたにもかかわらず、ブッカー・ゼロとの賭けに負けてしまったため、ヤクザ空手の使い手・富岡伴内と戦うこととなった。
伴内は人を殺したと噂される裏家業の人間だが、格闘技は実質素人[1]でこれが総合デビュー戦。
普通に考えれば負けるどころか苦戦するのもおかしいのだが、二か月前の顔合わせの際、伴内の「飛電蹴り」で負った傷の影響で熹一のコンディションは最悪。
そんな中、伴内が放った左順突きを潜ってタックルを敢行するも、伴内に髪の毛を掴まれて頭を固定され、右眼窩底にカウンターの膝を入れられてしまう。
会場に来ていた熹一をターゲットとする鯱山十蔵は、一連のシーンを見て「髪の毛を掴むのはルールで禁止スよね」と自身のトレーナーである山本に尋ねるも、山本は「ヤクザはルール無用だろ」と返す。
それを聞いた鯱山は「やっぱし怖いスね ヤクザ空手は」、「目的のためなら手段を選ばない」、「ポーカーフェイスで目ン玉の中に指入れるスよ」と言葉を繋げる。
試合はその後もサミングや特製クリームすり込みなどの反則行為を行う伴内ペースで進むが、彼が本物の悪にはなれないことを見抜いた熹一がマウントを取られた状態から灘神影流の絞め技「鰻締め」を仕掛け、一気に形勢逆転。伴内を絞め落とすことに成功した。
なおヤクザの世界は暗黙のものも含めてガチガチのルールで固められた世界で、そのルールを破った場合エンコ詰め(小指を落とすこと)や組を追い出される破門、組を追い出した上に二度とその組に戻れない絶縁等の制裁がある。(龍が如く等を見てみると分かりやすいかと思われる。)
○○はルールで禁止と言われたときの返しとして、○○はルール無用だろ。といった風に使用される。
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最終更新:2025/03/23(日) 13:00
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