バカでもわかるように説明に工夫したところで、そもそもバカは説明を聞いてない。とは、Twitterで度々話題になる文章である。
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https://twitter.com/wb_opus_1/status/1012266817396531202
2018年にTwitter上で木賃ふくよし(芸名)が発信した画像ツイートにて掲載された文章。
画像は同氏が黒板上に書いた言葉で、どういう意味かといえばそのままの通りである。
このツイートに対して説明する人物への説明下手の指摘もされているが、説明の上手い下手に関してはこの話とは別問題
。
工夫したところで重要なところほど都合良く抹消されるので伝わらないオチである。
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https://twitter.com/wb_opus_1/status/1527645734249832449
一方でこの理論も(幾多の他の理論と同様に)無敵論法であるとはいえず欠点や死角、同理論の想定していない事例といったものが存在するため、あまり他人にこの理論を説明するのは推奨できない状況である。
例えば腐ったミカンの理論に当てはめる場合、説明される側のうち説明を聞かない人間は腐ったミカンにおける不良生徒・腐ったミカンに該当し、説明する側の人間は善良生徒・巻き込まれるミカン・腐らされるミカンに該当する。(腐ったミカンの記事も参照)
こうした状況で説明する側の人間がもし説明を放棄するとどうなるか?腐ったミカンの理論のとおり、説明を聞かない(そもそも聞けない、不可能)いわゆる不良生徒に該当する者が大量に量産されてしまう。
本記事の表題は要するに「何をしようが、バカは説明を聞かない」という理論であるが、表題記載の理論はこうした衆愚的な社会の形成、説明を聞けずに結果的に知力が落ちてしまう人々の増加、説明する側の人間が知識を独占してしまう社会の形成、といった動きを助長しかねずそうした悪影響のあおりを受けるのは我々大多数の国民である
「何をしようが、バカは説明を聞かない」という発想は要するに「バカなんかみーんな話聞かないだから」という、全てのバカは話を聞かないといった思考(1bit脳、ゼロイチ思考)によるいわば誤謬により形成された発想であり、こうしたゼロイチ思考による決断の結果もたらされるのは「バカな奴に説明なんてしない」という、助け合いやチームワークや分からない点を気軽に聞くという行為を否定した歪んだ孤立社会であると言っても過言ではない
まとめるならば、表題の理論は説明努力を放棄する事を助長し話し合いを否定する事に繋がる、いわば課題が山積みの理論であると言わざるを得ない。「説明を聞かないバカ」という腐ったミカンが存在するのは確かであり、そうした存在が憎むべき有害かつ害悪な存在なのは否定し得ないが、ミカンの腐敗の伝染をとめる事ができるかもしれないであろう手段こそ説明という行いであるため、説明という行いは決して辞めてはならず、説明する側の人間がおこなう不断の説明努力が良い社会の形成に不可欠であるといえるだろう
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最終更新:2025/12/16(火) 01:00
最終更新:2025/12/16(火) 01:00
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