パリプロムナードとは (パリプロムナードとは) [単語記事]

パリプロムナードとは、ゲーム『マリオカート』シリーズに登場するコースである。

概要

フランスのパリを舞台にしたコース。エトワール凱旋門やエッフェル塔といったパリの名所が登場する。

マリオカートツアー

2022年時点で3種類のレース用コースが存在し、それぞれにR、X、RXといったバリエーションが存在する。また、バトルコースとしても登場する。

パリプロムナード

2019年の「パリツアー」にて導入。コース名に数字は入っていないが、便宜上「パリプロムナード 1」として扱う。

シャンゼリゼ通りにスタート地点があり、そこから凱旋門に向かって進む。凱旋門の周囲はラウンドアバウトになっているが、ここでは右半分が封鎖されている。凱旋門の内側にはパックンフラワーの書き割りが設置されており、ダッシュキノコ等のアイテムを使って突破することでショートカットが可能。このエリアを抜けると緩やかな左カーブに突入する。カーブの終端にはグライダーパネルがあり、ここでグライダーを展開してトロカデロ広場上空を通過する。その後、エッフェル塔の直下を通り、左折すると、正面にパックンフラワーが見え、その横を左折し、オベリスクの左側を抜けるとスタート地点に戻ってくる。

パリプロムナード 2

「バレンタインツアー」にて導入。

スタート地点から「1」とは逆方向に進み、オベリスクのエリアを右折し、直進後左折すると、エッフェル塔の下に出る。そこからパックンフラワーのいるエリアまでは「1」と同じルートを通るが、パックンフラワーの左右を通って奥へと進む。その後、左折すると、緩やかな蛇行が待ち受けている。その先を左折し、凱旋門の横を左折することで、スタート地点に戻る。

パリプロムナード 3

2021年の「パリツアー」にて導入。

「1」と同様にスタート地点から凱旋門の方向へと進むが、「1」とは異なり左半分が封鎖されている。ここでも凱旋門の内側はショートカット可能である。その後、しばらく「1」と同じルートを進むが、グライダーパネルは無く、トロカデロ広場を直に走行してエッフェル塔に向かう。ただし、エッフェル塔の直前で左折し、オベリスクへと向かう。この部分は「2」と共通だが逆走となっている。オベリスクの横を右折した後、パックンフラワーのエリアを左折すると、「2」と同一のルートに合流する。しかし、「2」における蛇行の半分ほどで再度左折し、再びオベリスクの横を先程とは点対称に右折すると、スタート地点へ戻る。

パリプロムナード B

2023年の「スプリングツアー」にて導入されたバトルコース。

凱旋門とオベリスクを結ぶエリアが通行可能であるが、「1」～「3」及び8DX版のいずれでも通ることのできなかった、凱旋門から斜めに伸びる道1本が新たに追加されている。

マリオカート8 デラックス

コース追加パス第1弾にて「Tour パリプロムナード」として登場。パワフルカップ1コース目。

1・2周目は「1」「3」と同様にスタート地点から凱旋門へと進む。今回は半分が封鎖されていることはなく、左右どちらも通ることができる。勿論、凱旋門内のショートカットも利用可能。そのまま「1」同様に緩やかなカーブを抜け、グライダーパネルを通過してトロカデロ広場上空を通過するが、その先は「1」のようにエッフェル塔下部を通過することもできるし、「3」のようにエッフェル塔直前で左折することもできる。2つの分岐はパックンフラワーのエリアで合流する。その後、「2」「3」と同様にパックンフラワーの奥の道を進んだ後「3」のルートを通ってスタート地点へと戻る。

3周目では、2周目まで通れた凱旋門のルートの大部分がピンク色の矢印によって封じられており、「2」のルートを逆走するように案内される。道の左半分にはグライダーパネルがあり、蛇行部分を直線的に飛行できる。その後、1・2周目で通っていたルートを逆走することになるが、その時点で上位を走っている場合、まだ2周目を走っている下位のドライバーとすれ違う形となる。なお、単なる逆走ではなく、トロカデロ広場に逆向きのグライダーパネルが設置されていたり、凱旋門の内側のパックンフラワーの書き割りが反対側に移動しているなどの変更が加えられている。