プラクションとは、かつて玩具メーカーのタカラ(現:タカラトミー)から発売されていた組み立て玩具である。
1988年からタカラによって発売された、コレクションしやすいサイズと値段で展開されたシリーズである。
名前が表すように「プラモデル」+「アクション」のように必ず連動して遊べるギミックが施されていた。
また、このコンセプトをバンダイが自社の商品に利用したのが「元祖SDガンダムシリーズ」である。
恐らく、アラフォーの年代が「プラクション」と聞いて思い出されるのが「魔神英雄伝ワタル」シリーズであろう。
プラクションシリーズの中で一番の商品数を誇るのが「魔神英雄伝ワタル」シリーズである。
1から2、敵味方、新規アイテムやリデコアイテムなどを含めると優に50種を超える。
また、「超魔神英雄伝ワタル」放映時には主に丸系魔神がバンダイから再発売されたり、後年タカラでも「復刻版魔神大集合」と称し数種類のプラクションをセットにしたものが発売された。
その他にも「魔動王グランゾート」の魔動王、邪動神などを立体化した「魔動コレクション」、「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」のマシンを立体化した「TAKARA CYBERFORMULA-KIT」(1/48スケール)などがある。
「ワタル」「グランゾート」の一部主役級メカにはDX版も発売された(組み立て式のものと組み立て済み完成品とが存在)。
また、SDガンダムにも武者(戦国伝)やナイト(外伝)のような原作アニメと無関係なオリジナルのシリーズがあるように、サイズをより小さくしたプラクションオリジナルストーリー「パロ伝(パロD英雄伝)」シリーズも存在した。
変わった所では「獣神ライガー」の獣神ライガー、魔龍王ドルガをプラクション化したものや90年代後半に「スーパードンキーコング」のキャラクター、2000年代に入ると「ロックマンエグゼ」のキャラクターが「バトルプラクション」で発売されている。
残念ながら、これらプラクションは現在手に入れるのは不可能ではあるが、それに近いものとして
マックスファクトリーのPLAMAXで魔神英雄伝ワタルが、グッドスマイルカンパニーのMODEROIDシリーズにグランゾートの魔動王がそれぞれラインナップされている。
サイズ感としてもプラクションに近い上に、当時の技術では(主に子供向けだった故の制約)叶わなかったシャープな造形となり、当時の少年たちを満足させる出来となっている(多少お高めではあるが)。
サイバーフォーミュラに関しては、現在でもアオシマが1/24スケールで本格的なカーモデルさながらの造形で展開している。
また、直接的な関係はないものの、プラクションの影響の濃い組み立て式玩具として「ビーダマン」(特にボンバーマン爆外伝、その中でも爆外伝4のフレアードラゴンはパロ伝の神聖ドラゴンの金型を流用した商品)や近年タカラトミーから発売された「キャップ革命 ボトルマン」がある。
※後発商品を掲載します
PLAMAX「魔神英雄伝ワタル」シリーズ
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最終更新:2025/03/11(火) 20:00
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