ヤマギ・ギルマトンとは、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズの登場人物である。
年少組の一人で整備担当。跳ねっ返りな野郎の多い鉄華団の中では珍しく、寡黙で心優しい気質の少年である。
CGS時代から整備員として働いており、鉄華団立ち上げ後も残留しイサリビに乗艦、おやっさんと共にメンテナンスに携わることとなった。機体の区別なく整備全般をこなしており、特にシノの流星号は彼が直接担当している。
年少組ながら腕は確かなモノで、劇中ではおやっさんの助手の様な立ち位置で動き回っている場面が多い。またブルワーズ戦後の葬式にて、推進剤を利用した花火の作成を考案し散っていった仲間への『花』として手向けにするなど、想像力・応用力にも長けている。
直接戦いへ赴くことは無かったものの様々な側面から団員たちをサポートし、バルバトスの初起動からエドモントン攻防戦に至るまで、鉄華団を縁の下から支え続けた。
このように彼もまた鉄華団にとって無くてはならない人材であるが、仕事柄MSやMWに乗る機会はまず無い。そのため「命を懸けて戦ってるみんなを待ってるだけ」と、前線に立たない自分を気にしている節がある。
が、それは同時に整備員としての仕事を全うしようというモチベーションにも繋がっており、団員としての士気はMS乗りにも何ら劣るところは無い。
火星本部にて引き続き整備を担当。一期はおやっさんのアシストが主だった仕事であったが、二期からは自身が直接指示を出す場面も見られ、責任ある仕事を任せられる程になった模様。また、歳星へ出向しテイワズと共同でメンテを行うなど外へ顔を出す機会も増え、整備班の代表とも言える人物となっている。
そうして長らくの間後方支援として働いてきたヤマギであったが、37話において遂にMSへ搭乗。4代目流星号ことガンダム・フラウロスに、シノとの相乗りという形で参戦を果たす。
新装備の操作が複雑なため同乗してフォローするという役割なのだが、生憎とフラウロスは複座などという気の利いた仕様にはなっていないためシノの膝の上に直接腰を掛けるという無理な姿勢を取らざるを得なくなっている。窮屈この上なく、絵面がお姫様抱っこにしか見えないという奇妙な乗り方であるが本人は満更でもないご様子。
少年の整備兵という独特な役割を持つヤマギであるが、それ以上に彼について語られる時はノルバ・シノとの関係が取り沙汰される事が多い。
三日月は言うに及ばず、オルガや名瀬の兄貴、ガエリオやクランク二尉など鉄血のオルフェンズには男から強い憧れを抱かれる男キャラが数多くいる。その中でもヤマギはシノと仲が良く、彼を慕っている様子が見て取れるのだが……
などなど、団員の中でも特に顔立ちが整っていることもあり反応が完全に乙女のそれにしか見えないと専らの評判となっている。
こうした事から「実は女の子ではないのか?」と期待する訝しむ視聴者もそれなりにいた。が、女日照りである鉄華団で彼に対し特別な反応が無い事、作中で「CGSに入れるのは男だけ」と言明された事からこの可能性は潰えてしまった。
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最終更新:2025/12/06(土) 11:00
最終更新:2025/12/06(土) 11:00
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