ユグ(クトゥルフ神話)とは、クトゥルフ神話における種族の名前である。ユッギャ。
ユグ(Yuggs)とは巨大で青白い灰色のウミウシのような姿をした旧支配者〈深みに棲まうもの〉ゾス=オムモグ(Zoth-Ommog)やイソグサ(Ythogtha)の奉仕種族である。
ユグの大きさは体長3.6m、直径1.2mほどあるウミウシのような怪物でクトーニアン(Chthonians)と同じような姿をしているといわれている。クトーニアンの頭部には触手が生えているが触手の代わりにヌタウナギのような吸盤がついており、触手に象られた口からは鋭い歯が何重にも生えているという。
ユグが棲んでいるのは太平洋の深海にあるといわれているゾス=オムモグの墓所やゾス=オムモグやイソグサの崇拝地であり、彼らのゾス=オムモグ崇拝の大神官であるウブ(Ubb)とともにゾス=オムモグの解放を夢見ているという。彼らの存在に関しては『ザントゥー石板』や『ポナペ教典』に記され、彼らの計画の一端を知ることができるかもしれない。
ユグと深きものども(Deep One)との交配した子孫はユッギャ(Yuggya)と呼ばれる。様々な生物の姿の混じった人間の姿をしているという。エンパシーのような能力を持ち、敵の感情面の弱点を突くことを得意とする。
ときにユッギャ(Yuggya)はユグの単数形であるYuggの複数形として扱われることがあり、混乱させられる。
登場作品:『時代より/Out of the Ages』-リン・カーター
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最終更新:2025/12/07(日) 02:00
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