イソグサ(Ythogtha)とは、クトゥルフ神話における神の名前である。ユトグタ。
ゾス三神(ガタノソア(Ghatanothoa)、イソグサ、ゾス=オムモグ(Zoth-Ommog))と呼ばれ、クトゥルフの子供たちと呼ばれる旧支配者である。
別名〈深淵のもの/The Thing in the Pit〉、〈深淵の忌わしきもの〉。
イソグサは触手に囲まれた一つ目を持つ巨大な深きもの(Deep Ones)のような旧支配者であるといわれているが、作品中にその正確な姿を言及されたことはない。たいていその姿は人型をした蛙、もしくは触手に囲まれた単眼を額に持つ深きものの姿をしているといわれている。
父クトゥルフ(Cthulhu)と母イダ=ヤアア(Idh-Yaa)が産んだ2人目の子であるといわれガタノソア、ゾス=オムモグとは兄弟であり、妹にはクティーラ(Cthylla)という神性もいる。
イソグサは旧神によってルルイエ(R'lyeh)に連なる沈んだ王国イェー(Yhe)の深淵に幽閉され、魔術師ザントゥー(Zanthu)はイソグサを解放しようとしたといわれる。イソグサについてザントゥー石板に詳細を記録しているという。
〈妖蛆の王〉ウッブ(Ubb)とプラナリアのようなユッガス(Yuggs)に奉仕され、一部の深くものに崇拝されているといわれている。
クトゥルフがルルイエの夢を見せるように、イソグサもイェーの夢引きを行なうと言われている。イソグサの姿を夢のなかで見たものははっきりとした恐怖を感じることだろう。その時の媒体としてイソグサを模した像が使われるといわれており、それはクトゥルフが持ちこんだ石像のようにイソグサかもしくは従者が地球に持ち込んだものだと考えられている。
登場作品:『Perchance to Dream』-リン・カーター
イソグサは『クトゥルーの子供たち』(リン・カーター,ロバート・M・プライス著)より
『赤の供物/The Red Offering』『奈落の底のもの/The Thing in the Pit』
『時代より/Out of the Ages』『陳列室の恐怖/The Horror in the Gallery』
『ウィンフィールドの遺産/The Winfield Herit Ance』『夢でたまたま/Perchance to Dreams』
『エイボンの書』の『暗黒の知識のパピルス/Papyrus of the Dark Wisdom』で言及されている。
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1 ななしのよっしん
2020/05/09(土) 13:36:04 ID: 8ttLsDnL9f
磯草
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最終更新:2025/12/13(土) 02:00
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