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スターフライ(StarFly)とは、ヨーヨーファクトリーがOEM、バンダイが販売していたヨーヨーの名である。
2011年発売。
ハイパーヨーヨー専売機種であり、日本のみの販売。
初心者・中級者向け機種。1000円を切るという低価格の割に、回転力は高い。
そのため、「マーキュリー」は高いという人でも、気軽に現在のヨーヨーの性能を体験することができる。
ボールベアリング版は「ヨーヨーファクトリー・ギャラクシーフライ」。
初中級者向けヨーヨーを多数販売しているヨーヨーファクトリーに、バンダイがわざわざ専売モデルを発注したのは一見不可解だが、本機の特徴を見ればわかる。
本機は、形状がワイドバタフライタイプでありながら、軸周りがプラスティックベアリング+スターバーストだった。
この形式はハイパーヨーヨーでさえ「ステルスファイヤー」以来で、ハイパーヨーヨーの外ではとっくの昔に廃れている。
当時はとっくに大径ボールベアリング+パッドレスポンスが主流だった。
しかし、これらはほとんどがバインド仕様である。引き戻し仕様のヨーヨーは、小径ベアリングだったりナローバタフライだったりと、現在のヨーヨーの性能を知ることのできない機種ばかりだった。
すなわち、バインドを習得できなければ最新トレンドのヨーヨーは遊べないという状況だったのだが、ハイパーヨーヨーでそれをやってしまうと、始めたばかりのプレイヤーを置いてけぼりにしてしまう。
したがって、「ワイドバタフライ+65g程度の重量」という最新機種の仕様ながら、引けば戻るセッティングのヨーヨーが必要だった。そのような機種は、当時のヨーヨーファクトリーにはなかったのである。
「スターフライ」は、そのようなハイパーヨーヨー側のニッチにはまるように設計されたヨーヨーである。
「マーキュリー」や「フレイムウイング」から本機にステップアップすると、1000円を切るプラベアリング機種なのに、かなりの回転力を誇ることにびっくりするという仕掛けである。
本機発売の約3ヶ月後に「ダイアルマーズ」が発売されている。
その後の発売順を見てみると、「スターフライ」でワイドバタフライに慣れたら「ダイアルマーズ」に移行してバインドを学び、「ギャラクシーフライ」で大径センタートラックベアリング(UFOベアリング)の性能に触れ、「グラインドサターン」や「ハイパークラスター・スピードファルコン」などのバインド専用機にステップアップするという流れができあがっている。
第3期ハイパーヨーヨーから始めたプレイヤーには、安定感と戻りのバランスが良く好評だった。
「ギャラクシーフライ」も、「ディヴァルト」が登場するまでは最もスリープ力のある機種だったため、トリックのステップアップやロングスリーパー耐久で好んで使用された。
「フライ」シリーズはハイパーヨーヨーで売られたのみとなったが、初心者にこの路線がいけることはヨーヨーファクトリーと日本のヨーヨーショップに認知された。
現在、「スターバースト+プラベアリング」の超初心者向けヨーヨーとして、「ヨーヨーファクトリー・スピンスター(2016)」が作られ、初めてヨーヨーに触れる層の取り込みに成功している。
「フライ」シリーズ第2弾。ボールベアリング版。
ボディは「スターフライ」と同じだが、UFOベアリング(センタートラックベアリング)が採用されている。
「フライ」シリーズ第3弾。
ボディ形状や重量バランスなどを調整したハイエンドモデル。
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最終更新:2024/04/20(土) 11:00
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