ロビンソン百貨店

ロビンソン百貨店とは、かつて関東地方と北海道に存在していたデパート（百貨店）である。

概要

アメリカ合衆国発祥のデパートで、日本国内ではイトーヨーカ堂（後のセブン&アイホールディングス）と提携して全国4都市（埼玉県春日部市、神奈川県小田原市、栃木県宇都宮市、北海道札幌市）に開業した。

1985年に春日部本店を開業したのが始まりで全盛期には最大4店舗を運営していたが、2000年代に入り売り上げが低迷し、2003年には宇都宮店を、2009年には札幌店を閉鎖した。

2013年に残りの春日部本店と小田原店のブランド名を同一グループの「西武百貨店」に変更したが、現在は2店舗とも閉店しロビンソン百貨店系列のデパートは全て消滅した。

かつて存在した店舗

• 札幌店

元・札幌松坂屋。一度閉店したがイトーヨーカ堂の支援を受けてヨークマツザカヤとして再建。その後、1994年にロビンソン百貨店の支店の一つとなり松坂屋から離脱。

閉店後はショッピングセンター（ススキノラフィラ→COCONO SUSUKINO）となった。

最寄り駅は札幌市営地下鉄すすきの駅。

• 宇都宮店

JR宇都宮駅西口に直結していた。閉店後はショッピングセンター（ララスクエア宇都宮→トナリエ宇都宮）となった。

• 春日部店（西武百貨店春日部店）

本店。最寄り駅は東武鉄道の春日部駅。

閉店後は家具専門店『匠大塚』の店舗となった。

• 小田原店（西武百貨店小田原店）

ショッピングモール『ダイナシティ』内に存在していた。現在もダイナシティ自体は営業している。

最寄り駅はJR鴨宮駅（東海道線）。

関連項目

• イトーヨーカドー
• そごう・西武百貨店
• デパート（百貨店）
• ロビンソン