ヴォルティーグ(Voltiyig)とは、クトゥルフ神話における神の名前である。
ヴォルティーグはたくさんいる蛇神イグ(Yig)の息子の一柱であり、アステカの神ケツァルコアトルに類似している旧支配者である。
ヴォルティーグは大きな五芒星の塔の暗い内部で鼻腔から火を吹きながら、羽毛の生えた翼を持つ蛇の姿で待ち構えているといわれている。
イグの息子であることから〈古代クレタ島の守護女神〉であるヘルペテ(Herpete)や〈髯のある蛇〉バイアティス(Byatis)、暗きハン(Han)などと兄弟であるが、同じ母親かどうかは定かではない。
イグもたくさんの伴侶を持ち、〈外なる女神〉イドーラ(Yidhra)とは〈蛇の女神〉エイイグ(Ayi'ig)、
シュブ=ニグラス(Shub-Niggurath)とはウーツル=ヘーア(Ut'ulls-Hr'ehr)を産み出したといわれており、母親不明の可能性も大いにある。
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最終更新:2025/01/06(月) 02:00
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