ハンは『妖蛆の秘密/De Vermiis Mysteriis』に〈暗きハン/dark Han〉と書かれている予言の神である。イグ(Yig)と共に言及されることが多い旧支配者である。
その存在は吠える霧のような恐怖そのものでありイグの崇拝と結びつく存在であるといわれ、イグのもとで遺跡内部を守るために巨大な無限迷宮を警備していると言われている。
その冷たいと感じる霧はハンの到来とともにゆっくりと濃くなっていき視界が2,3メートルまで濃くなっていく。そして霧の中でうめき声が聞こえ始めることだろう。この霧の中心にハンはいるという。
文献によってはハンは3メートルほどの大きさをした外套を被った姿で骸骨のような顔をした存在であるともいわれている。しかし霧が濃いためにその姿は影のようにしか認識できず謎に包まれているのだろう。
骸骨のような顔にある口のなかには不浄の炎が燃えている。ハンが移動する際に外套はぼろぼろとはがれ、コウモリの姿になって夜空に舞うといわれている。そうして予言と悪夢を運んでくるのだ。
どうして予言の神であるのか、イグやバイアティス(Byatis)と言及されることが多い神性である。なのでヘビ人間に崇拝されており、クンヤンやドリームランドに教団がある可能性があるといわれている。崇拝者には恩恵として未来を占う力を与えるというが、未来を見るということが良いとは限らない。
イグとイグの息子たちだと考えると、一緒にいることもあるかもしれないが……
名前的には殺し屋のような感じがするが、古代中国で崇拝されていたということも噂されているハン。
予言の神と言われたのはいつの話なのだろうと考察すると面白いかもしれない。
ハンは『星から訪れたもの/The Haunter from the Stars』(ロバート・ブロック著)にて言及されている。
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最終更新:2025/01/07(火) 17:00
最終更新:2025/01/07(火) 16:00
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