上野百貨店とは、かつて栃木県宇都宮市にあったデパート(百貨店)である。
栃木県最古の百貨店であり、その歴史は福田屋百貨店(※)や東武宇都宮百貨店、西武百貨店宇都宮店(閉店)、ロビンソン百貨店宇都宮店(閉店)を凌ぐ。
※ただし福田屋は現在は主に郊外型ショッピングモールを運営しており、日本百貨店協会に加盟していないため、百貨店ではなくGMS(総合スーパー)であるという説もある。
明治時代に河内郡宇都宮町で創業された油屋呉服店を起源としており、後に宇都宮市中心部(宇都宮二荒山神社付近)に移転して百貨店に昇格した。
かつては宇都宮市No.1百貨店として君臨しており、東武宇都宮百貨店(1959年開業)や福田屋百貨店(百貨店としては1962年開業)との競合が始まった1960年代ですら『上野さん』と呼ばれ宇都宮市の地域一番店として親しまれていたが、1970年に入ると西武百貨店が開業したり東武百貨店や福田屋が増床したのに対し、上野百貨店は増築に失敗して売り上げが低迷する。
1990年代に入るとさらに経営が厳しくなり福田屋が郊外に移転、東武百貨店がさらに増床したのに対し、上野百貨店は事業を縮小せざるを得ず、1999年に大田原店(大田原市)を開業したが(大田原店への投資が逆効果となり)かえって経営が苦しくなり、21世紀に入る直前の2000年12月に倒産してしまった。
ちなみに大田原店の建物は現在、東武宇都宮百貨店がそのまま大田原店として使用している。
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最終更新:2024/12/23(月) 02:00
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