中里篤史とは (ナカザトアツシとは) [単語記事]

中里篤史とは、中日ドラゴンズファンが生み出した想像上の投手である。

概要

中日にも華のある若手スター投手が誕生しないだろうか。
今中のようにしなやかなフォームから快速球を投げ込み、打撃センスも抜群で、顔も中日らしからぬ二枚目で……。
そのような中日ファンの願いはいつしか妄想に変わり、ついには中里篤史という想像上の投手を生み出すに至る。
設定は以下の通り

たまに現実と想像の区別がつかなくなった者が中里の名を口にするが、そんな時に冷静な中日ファンは「中里などいない」と答える。だが一部ではこれこそが妄想なのではないかという説もある。
つまり、中里という素質に満ちた投手は実在する。しかし、不慮の事故で選手生命に関わる大怪我を負ってしまった。
中日ファンはそんな辛い現実を忘れるために、中里の存在そのものを消し去ったのではないかと。
だが中日ファンに真相を糺しても、彼らは決まってこんな台詞を吐くだけである。

「中里という投手など存在しない」と。

しかし、2008年に入って「そっくりな名前の投手が開幕一軍に名を連ねている」との報告があった。
だが、開幕戦にその投手は登板しておらず、釣りではないかとされている。
また、その後も「マウンドに上がる中里を見た」という報告が何件あるが、おそらく上記の開幕一軍同様ガセであろう。

2009年のオフ、同名の選手が戦力外通告を受けたという噂が流れているがそんなはずはない。同じ頃、巨人に中里という投手が入団し、2011年オフに戦力外となりスコアラーとなったという報告があるが、これも無関係であろう。だって、中里という投手など存在しないのだから･･･。