凰華女学院

凰華女学院とは、18禁美少女ゲーム「遥かに仰ぎ、麗しの」に登場する学校である。

ここでは主に分校のことを記述する。

概要

設立者は理事長代理、風祭みやびの一族、風祭家。

本校は都内にあるが、分校は、主人公滝沢司が「東京から電車とバスで2時間半かけて到着した」とあるように東京から離れた場所にある。

門には彫刻がなされ、「Lasciate ogne speranza, voi ch' intrate」という言葉が刻まれている。

ダンテ作『神曲』の「地獄篇第3歌」より引用された一節。意味はイタリア語で「ここより入る者は一切の希望を捨てよ」という、学園とはとても似つかわしくないものである。

とにかく広い。半島全域が敷地で、総面積は23.798km²である。ただし、全域を使用している訳ではなく、多くは森林となっている。

その中にいる学院生はわずか53人。様々なことが桁違いな学校である。

学院の実態

この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。

この分校は、本校で問題を起こした女生徒の更生や、スキャンダルに巻き込まれた令嬢を世間の目から隔離させるための施設という趣が強くなっている。

ここでは月1ペースで家族との面会日が設けられているが、それを有効活用している描写がされているのは相沢家と上原家のみとなっている。

そのため学院生の中には「親御に捨てられた」という認識を持つ者が少なくない。

また外出に際する身体チェックが殊のほか厳しく、この分校が持つ監獄としてのイメージをより喚起するものとなっている。

加えて、分校の中には学院側で記録を抹消されている「ゲスト」が存在している。彼女らは特別な事情から他の学院生とも隔絶された環境におかれている。

もっとも、こういった描写は、いわゆる本校ルートよりも分校ルートのほうでより詳しくなされている。

関連動画

関連項目

• 遥かに仰ぎ、麗しの