初音ミク絵を搭載する署名プロジェクトとは、初音ミクのイラストとファンのメッセージが描かれたアルミ・パネル3枚を、JAXAの金星探査機「あかつき」(PLANET-C)に載せて金星へ届けようというプロジェクトです。「あかつき」は2010年5月21日に打ち上げられ、初めて初音ミクが本当に宇宙へ到達しました。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、2010年に打ち上げ予定の金星探査機「あかつき」にメッセージを載せるキャンペーン
を行いました。このキャンペーンでは、数十名以上の規模の団体であれば、イラストを含むメッセージを自由に応募することができました。
そこで、この団体応募枠を使って初音ミクのイラストを載せようと、2009年12月に超電磁Pが呼びかけて
始まったのが、「初音ミク絵を搭載する署名プロジェクト」です。署名は2010年1月6日24時で締め切られ、国内外から約14000名の署名が寄せられました。
参加者が非常に多くなったため(通常の団体枠の200倍)、JAXAの図らいにより、ミク専用のパネルが特別に複数枚割り当てられることとなりました。搭載用イラストはPIAPRO×SOMESATコラボ企画
で公募され、2010年1月13日に結果が発表されました
。こころりPの「星のうた」が最優秀賞として第一パネルに原寸採用され、そのほか67枚のイラストが縮小されて第二・第三パネルに掲載されました。署名はイラストと重ね合わせられています。集められた署名やパネル印刷データは、公開されています
。
これらのパネルは各12cm×8cmの大きさで、ミク・パネルを合わせた全89枚が2010年4月5日に「あかつき」に搭載されました。パネルは全部で20kgあるバランスウェイトの一部(数百グラム)であって、無駄な重量というわけではありません。2010年12月に「あかつき」を金星周回軌道に投入するためにロケットエンジンを点火しますが、その際に姿勢を正確に保つという重要な役割を果たすことになります。
打ち上げは2010年5月21日午前6時58分22秒に種子島宇宙センターで行われ、「あかつき」は無事に金星へ向かう軌道に乗りました。「あかつき」は2010年12月に金星周回軌道へ投入され、本格的な観測を始める予定です。
「あかつき」が観測を行うのは数年程度と見られていますが、その後も「あかつき」とミクは相当の長期間金星を回り続けるとのことです。

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