吉井明久とは (ヨシイアキヒサとは) [単語記事]

吉井明久（よしいあきひさ）とは、ライトノベル『バカとテストと召喚獣』の主人公である。担当声優は下野紘。

概要

一言で言って、バカ。

長月中学を経て、文月学園2年F組に在籍している。学年創設以来のバカであり、『観察処分者』として位置付けられている。

テストの点数は学年でも随一の低さを誇り、点数によってスペックが決まる召喚獣も明久のものは全科目で攻防共に脆弱の一語。ただし、教師の雑用を手伝う観察処分者として彼の召喚獣は「物体に触れられる」という特性を与えられている他、召喚獣を用いた雑用を数多くこなしてきた事で召喚獣の操作にも非常に卓越しており、他の生徒にはまず不可能な緻密なコントロールも難なくやってのける。

上記の利点の応用によって召喚獣のスペックだけに頼らない独自の戦術で戦えるため、点数が倍程度の相手なら互角以上に渡り合うポテンシャルを発揮できる。反面、召喚獣がダメージを負うとそれが本人にもフィードバックされてしまうという弊害的特性も有しており、召喚獣の体力が尽きる前に明久自身がノックダウンするなどの危険性があるため、基本的に格下相手でも迂闊な被弾が許されない紙装甲である。後半は勉強した事で特定の科目だけならそれなりの点を取れるようにはなっている。