元々の「塩野義三郎商店」は漢方薬などを扱う問屋であった。が、明治時代以降、次第に洋薬(つまり、西欧から輸入された薬の事である)を扱うようになり、その後薬問屋から薬を製造する会社に転換。その後、幾度の社名変更を経て、現在の塩野義製薬になる。
医療用医薬品がメイン(タミフルなど)だが、ポポンS、セデス、パイロン(風邪薬)などの一般用医薬品も販売している。
なお、かつては歯磨きやシャンプーのブランドであるパンテーンなども販売していたが、現在は撤退し(歯磨きはサンスターへ、パンテーンはP&Gへ譲渡)、医薬品のみに絞っている。
また、塩野義製薬は1964年放送開始のフジテレビの音楽番組「ミュージックフェア」を一社提供しているのでも有名。放送時間は月曜夜、火曜夜、木曜夜、日曜夜、土曜夕方と何回か移動したものの、放送回数2000回、放送開始50周年を突破した今でも一社提供を継続している。
ニコニコでは、シオノギのBGMなしCMが有名どころとして挙げられる。
本来は真面目なCMなのだが、CMにBGMがないため、それを恐怖のCMとして見た者も多く、三洋電機のお詫びCMともども怖いCMとして認識される事となった。特に、1970年代~1980年代前半に子供時代を過ごした人間にはトラウマになっている。
※ただし、ミュージックフェアが映らない地域を除く
1984年以降タレントなどを積極的に使うようになり、怖いCMではなくなったが、それでも、タレントなどのチョイスには定評がある。
と思ったら、動脈硬化への注意を呼びかけるCMを放送。演出もBGMもおぞましい物となっている。(初見でACかと思った)
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最終更新:2024/05/03(金) 06:00
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