墓穴の指名者/Called of the Grave
速攻魔法(2020年10月1日から準制限カード)
(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及び
そのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。
2018年1月13日発売の「FLAMES OF DESTRUCTION」にて登場。
相手の墓地のモンスターを除外してそれと同じ種類のモンスターの効果を次のターンの終わりまで無効にする効果。
手札から墓地へ捨てて発動するモンスター効果や、墓地で発動出来る効果等をチェーンを取って無効にすることが出来る。(ただし墓地から除外して発動する効果は事前に除外されるため、こっちを先に発動させている必要がある。)
また、このカードの効果は1ターンに1度の制限はついていないため、手札に数持っているほど誘発への対応力が上昇する。また、残しておいても速攻魔法なため、伏せておいて相手の墓地効果を阻害することが出来る。
D.D.クロウと同じく単純に墓地から除外するカードとしても使用することができ、死者蘇生にチェーンして不発等の芸当も可能。
主に《灰流うらら》、《増殖するG》、《エフェクト・ヴェーラー》を代表とする手札誘発モンスターに対応するために差し込まれるカードでもあり、《閃刀姫-レイ》や《黄金卿エルドリッチ》等の墓地で発動する効果を妨害出来るカードとなる。
《抹殺の指名者》と合わせると誘発対策指名者を最大6枚積めることも考慮されたか、このカードは2020年10月改訂から準制限カードとなり、同時期に遊戯王TCGの方でも制限カードとなった。
その後《抹殺の指名者》も2021年10月に準制限、2022年1月で制限になり、現在は合わせて3枚のみとなっている。
注意しなければならないのは、このカードでは罠や魔法を防げないことと、このカードをセットして相手ターンに発動しようとしたり、後攻での手札誘発効果の阻止に利用しようと考えた場合、《抹殺の指名者》に防がれるといった点。
もう一つは、このカードは次のターン終了時まで無効にするため、ターンが帰ってきた時にそれと同じモンスターの効果は使えないこと。自分のターンに《灰流うらら》や《増殖するG》を使うケースもあり得るのでその点には注意が必要。
また墓地に存在しなければ効果を無効化できないので《PSYフレームギア・γ》や《原始生命態ニビル》等発動時に墓地にいないモンスターはこのカードでは防げないという点も小さくない欠点である。
また、「EM魔術師」や「魔導獣エンディミオン」といったペンデュラム特化のデッキの場合、手数で押していく戦術に切り替えなければならず、このカードの採用自体がしづらいところ。特に後者は手札誘発すら採用しづらくその傾向性が顕著。
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最終更新:2024/12/28(土) 14:00
最終更新:2024/12/28(土) 13:00
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