小松島線とは、かつて徳島県小松島市の中田駅から、小松島駅までを結んでいた日本国有鉄道の鉄道路線である。
小松島線は、国鉄線でもっとも営業キロの短い路線(1.9km)であった。地元自治体の反対もあったが、1985年国鉄の特定地方交通線に含まれていたことから廃線となった。小松島港駅では「竹ちくわ」が名物として販売されていた(竹ちくわ自体は現在でも地元で入手可能)。
しかし、廃止直前まで急行列車が徳島方面から直通しており、決して利用者自体はほかの赤字83線と比較しても少ないものではなかった。この路線が廃止となったことは、営業キロに対して割かれる人員があまりにも多かったことによるものである(小松島には、下記のとおり連絡船駅的な側面があり、さらに客貨車区まで存在したため)。
元々、和歌山や大阪との『航路』による利用者が大多数を占めていた路線であり、この路線はあくまで「小松島港への移動手段」のひとつに過ぎなかった。事実、現在でも南海電鉄の料金表には一部、鉄道連絡航路として、本線が載っているものがあり、往時の名残を伝えている。
南海フェリーが徳島港へと移行し、明石海峡大橋が開通した現在では、既に当時を伝えるものはほとんど残っておらず、港自体もこの路線が廃止されてから急速に衰退した。また、この路線へ分岐していた中田駅も、2022年に経費削減のために駅舎が解体され簡易待合所が設置されるだけのバス停並みの設備に大幅にグレードダウンされてしまい、尚一層寂しいことになっている。
| 駅名 | 乗換・備考 |
| 中田駅 | 日本国有鉄道:牟岐線 |
| 小松島駅 | |
| 小松島港仮乗降場 | 通称:小松島港駅 |
掲示板
2 ななしのよっしん
2013/04/19(金) 04:42:15 ID: LTxO+haxzD
>>1
禿同。徳島県は阿佐海岸鉄道とかいう誰も乗らないような路線の建設に加担するくらいなら
小松島線を引き受ける第三セクター鉄道を設立して徳島~小松島港の輸送を維持すべきだった。
そうすれば南海フェリーも現在まで小松島港発着で、徳島駅から鉄道を使って南海フェリーに
乗ることが今でも可能だったであろうし、小松島は今現在ほど衰退してなかったように思える。
3 ななしのよっしん
2015/08/03(月) 01:08:33 ID: rRRe9Et+1v
4 ななしのよっしん
2015/11/26(木) 21:22:42 ID: OpghiKAA6E
komatsu-jimaではなくkomatsu-shimaです
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最終更新:2025/12/10(水) 18:00
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